三十路だけど公務員辞めてきた。

30歳にして市役所を退職した元公務員のブログ。主に役所の裏側や退職について。

【退職者向け】自分が送り出される送別会の挨拶のテンプレ

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 送別会ってイヤですねぇ…。退職する者のためにわざわざ送別会を開いてくれることは、気持ちとしてはもちろん嬉しいですが、退職に関する話や今後の話をまず間違いなく聞かれることが予想されるので、参加したいという気持ちになりません。

 さらに自分の場合は、本音を言うと「職場がイヤになったから辞める」ということですからね。以前から「いつまでもここ(市役所)にはいないだろうなぁ…」とは思っていましたが、退職を決めたことは本当に突然です。

 私の様な人は、「自分が送られる送別会に出席したくない」というのが本音ではないでしょうか?

 送別会に出席した所で、「何で辞めたの?」とか「これからどうするの?」といった質問に受け答えしたくありません。

 さらに送られる側として必ず避けて通れないのが、「退職者の挨拶」です。端っこでジッとしていたいのに、退職者の挨拶の時だけは必ず目立つ所で2~3分は話さないといけません。

 そこで同志が「退職者の挨拶」を無難に切り抜けるために、練習がてらにテンプレを作ってみました。

 本日は私のために、このような会を開催していただき誠にありがとうございます。

また、お忙しい所たくさんの方に集まっていただき感謝しております。

 この度、〇月〇〇日を以て退職することとなりました。

 自主退職ということで、事前に(「同期の」、「~の集まりの」)皆様に告知もしないまま退職を決めてしまったこと、及び年度途中の退職ということもあり、皆様を驚かせてしまった部分もあると思います。お騒がせして申し訳ありませんでした。

 また、〇〇職員として今後も同じ道を歩めないのは残念です。

(例1) 

 私も新卒以来〇年間、皆様と同じように〇〇職員として市民の皆様のために尽くしてきました。その中にはいろいろ困難もあったような気がします。そういった事を乗り越えて来られたのも、一重に先輩方の指導や同期たちの励ましがあっての事だと思います。

(例2)

 皆様とは〇〇会ということで、仕事とは別の形でお付き合いさせて頂くことが出来ました。長い職員生活の中で、職場以外にも居場所があったことが本当にありがたいことだったのだなと、思います。会のメンバーと〇〇の活動をすることが、気持ちをリフレッシュして市役所の業務に臨むモチベーションに繋がりました。

 自分勝手な願いですが、退職後も〇〇会の活動には時折ご一緒させていただければと思います。

  今後は皆さんとは別の道を歩む訳ですが、元〇〇職員であったという自覚は忘れずに、過ごしたいと思います。

 最後に、このような会を開催してくださった幹事の皆様に感謝申し上げます。そして、(ご臨席の、~部~課の)皆様のますますのご健勝とご活躍をお祈り申し上げ、お礼の挨拶とさせていただきたいます。

解説します。

 

ポイント1.ネガティブなことは言わず、無難な挨拶

 この際、本音はどうでもいいので、無難な挨拶をして場を切り抜けることをまず第一に考えましょう。より詳しい内情や本音は、ある程度仲の良い人たちだけでシェアすればいいのです。

 

ポイント2.基本フレーズを抑える

 「ポイント1」と被りますが、“無難な挨拶文”を作り上げることとは、基本フレーズで文章を組み立てることです。基本フレーズとは、

“感謝”:今まで職場でお世話になったこと、教えてもらったことなどに対する気持ちです。忘れてはいけないのは、送別会を開催してくれたことについて幹事さんに対して感謝を述べることです。

“謝罪”:私の場合は中途で自主退職ですので、これは外せません。本音はどうあれ、突然辞めることについては“申し訳ない”という気持ちは伝えましょう。

“理由”:退職の理由ですが、言いたくないなら言わなくて構いません。結婚や引っ越しなど、説明して苦痛でないならば言っておくと良いでしょう。

“今後”:これも“理由”の項と同じように、言いたくないなら上記の例文のように誤魔化してもいいです。差支えないなら、言っておくと親切でしょう。

“エピソード”:時間を稼ぐために具体的なエピソードを入れる方法もありです。

これらを抑えれば、無難で問題の無い挨拶文が出来上がるでしょう。

 

ポイント3.話し言葉で

 挨拶はされる側からすれば、メールや文章のように目で繰り返し追って意味を反復理解するものではなく、耳で聞いて一瞬で意味を理解することが求められるものです。

 ですから、挨拶文に堅苦しい言葉や聞き取り辛い言葉が含まれる場合は、思い切って話し言葉やよく聞く単語に変換しましょう。

例)「催す」⇒(なんかトイレみたいだなぁ…)⇒「開催する。」

  「簡素」⇒(普通こう言うぞ。)⇒「簡単」

 

 いかがでしょうか。上記のことを踏まえれば取り敢えず「退職者の挨拶」を無事に切り抜けられることは出来るでしょう。取り敢えず私は今後の予定を訊かれた時に、「ネット上で個人で出来る仕事をしばらく頑張るつもり」と答える練習をしますか...。