三十路だけど公務員辞めてきた。

30歳にして市役所を退職した元公務員のブログ。主に役所の裏側や退職について。

公務員退職を決めてから② 退職の切り出し方とタイミング

退職したいという話をどう切り出すか?

www.taishoku-koumuin.com

退職の意思があることを切り出すタイミング。それは、現在退職を考えている方にとっては、もっとも気になる部分ではないでしょうか?

面談などがあれば直属の上司と2人きりになるので話を切り出しやすいでしょう。しかし「辞めたい」と思ったタイミングと、その面談とやらの時期がちょうどよく重なるとは限りません。

私も退職について具体的に考えだした頃は、「退職 途中」「公務員 年度途中 退職」などのワードで検索して公務員・民間問わずいろいろな方のブログを読み漁りました。

ameblo.jp

jiseki-koumuin.com

退職を考える中で一番参考にしたブログがあったのですが、そのブログは見つかりませんでした。

民間会社を退職された方のブログなのですが、なんとその人は辞める1年前の時期に退職する旨を伝えたそうです(!)。

退職時期についてはさすがに参考にしませんでしたが、読んでいて大変勇気付けられるブログでした。

また、「年度途中 退職」で検索するとなぜか保育士さんの退職に関する記事がよく見つかりました。そんなに世の中には今の職場を辞めたい保育士さんが多いということなのでしょうか...。

保育士さんにとっても働きやすい職場ばかりになってくれるといいのですが。

hoiku-work.net

hoiku-shigoto.com

しかし、中にはこんなキビシイことを書いている記事もあるくらいです。保育士さんが働きやすい世の中になるのは、まだまだ先のことになりそうです。

保育士の退職が年度途中は理由に関係なく迷惑になるので時期をみよう | 保育士ライフ

 

退職意思を伝えるときはを順番を守ろう。

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まず、順番として退職の意思を伝えるのは直属の上司です。

どんなに今の職場や人間関係が嫌でも、何かの折にキレて「もうこんな職場は嫌だ!辞めてやる!!」というような伝え方ではダメです。

また、人事担当課などと話をするのはその後のことです。上司や所属長を飛び越えて直接、人事担当課へ掛け合ってはいけません。

直属の上司に「相談したい話があるのですが、できれば最初は2人で話したいことです。」などと伝えて、時間と場所を取っていただくのが良いでしょう。

私も最初は、何とか直属の上司と二人だけになるようなタイミングが無いかと図っていました。

しかし、そのタイミングが訪れることはありませんでした。そこで、意を決して自分から話を切り出しすことにしました。

とはいっても、すんなりそこまで漕ぎつけた訳ではなく、「今はタイミングが良くない...」とか「今日はまだ話すべきではない。」などと自分で勝手に理由を作って一週間は言えずにグダグダしていました。

今思えば、あれが一番苦しい時期だったと思います。

 

それでも、こちらから話したい事がある旨を切り出せば、向こうも「一体何事か?」とは思います。

その時点ではまだ「結婚の報告か何か?」と、全く別のことを想定されているかも知れませんが...。

しかし、いったん時間と場所を取っていただければ、その手前こちらも話しづらいことを話さざるを得なくなります。

直属の上司に退職の意思を伝えたら、次は所属長と交えて3人で話し合うことになりました。

それが終わった後に、課長から内密に人事の担当者の方に話を通していただき、私の退職時期を決めることになりました。

決まったら話は淡々と進む

退職したいけどどう伝えれば良いか悩んでいる方、あるいは退職を迷っている方の中には、“退職意思を伝えた際の引き留めや遺留”を心配している方もいらっしゃるとは思います。

しかし、一度こちらから退職の意思を伝えれば、後はもうトントン拍子に話は進みます。

所属長を交えた話し合いの場では、こちらの意思が硬いことを汲んでいただき、引き留めや遺留の類は一切ありませんでした。

逆に言うと、中途半端な意思で気軽に退職を申し出るのは頂けません。「退職をチラ付かせて、待遇の改善を狙おう」というような狙いは、一切通じません

職業選択の自由(日本国憲法第22条第1項)もあることながら、労働基準法(2週間前)や就労規定(各々の職場によるが1~2ヶ月前)に則って事前に退職の旨を申し出れば、雇用側はそれを受け入れざるを得ないからです。

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世間では、「退職届を破り捨てる」とか「退職届をシュレッダーに掛ける」というブラック会社の話を良く聞きます。

しかしそれは、「解散しても、また名前を変えてリスタートすればいいや」という、ある意味捨て身の覚悟で経営しているような会社か、あるいは単に法律や訴訟事に対して無頓着な会社でしょう。

町役場や市役所の様なキチンとした職場では、世間の目もありますからそのような真似は間違ってもできません。

それに、退職は言われた方(上司や管理職)も少なからずショックを受けるものです。

それを交渉の道具にしようとすることは関心できませんし、途中で退職の意思を翻して上司たちを混乱させることも望ましくありません。

いずれにせよ、退職の意思を伝えるときは絶対に引かないという覚悟が必要です。

逆に言えば、それさえあれば退職自体はやましい行為ではありません。