三十路だけど公務員辞めてきた。

30歳にして市役所を退職した元公務員のブログ。主に役所の裏側や退職について。

公務員退職を決めてから① ~そもそも公務員の年度途中退職は可能なのか?~

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私のブログを読んでくださっている方の中にも、「そもそも公務員が年度の途中で退職することが可能なのか…?」という疑問を持った方が、特に現役公務員の方には多いと思います。今日はその辺の話をいたします。

退職時期を決めるまで

公務員の年度途中の退職は可能

結論として、私は年度途中で辞めることが出来ました

もちろん、人事担当課や所属する課としては「退職するなら出来れば年度末の3月まで待ってもらえると助かる。」というのが本音です。

“代わりに臨時職員を雇うことにはなるけど、抜けた穴を埋めるために別の課から職員を異動させることはない”、という旨の話も聞きました。

最初に所属課の上司や所属長に退職の意思を伝えた際に所属長からは、「人事の本音としては年度末までいてもらいたいだろうけど、退職時期は家族ともう一度よく話し合って考えていいよ。」と言ってもらえました。

 

そういう訳で、退職の意思を上司に伝えた後、もう一度家族と話し合いました。

当時の私は職場に通い続けることが苦痛になっており、本音としては1月後にでもすぐに辞めたかったです。

しかし自分が抜けた後、残された職員の仕事の負担が増すことが気掛かりでとても悩んでいました。

しかしよくよく話し合えば、年度途中の退職を気にするのは教員や保育士、公務員やせいぜい会社員にとってしか一般的でないと気づきました。

自営業や経営者の方のように、そもそも年度末まで事業が続けられるかどうか分からない世界で生きている方もいます。

 退職の意思を伝える時期

労働基準府や民法上はは、単なる従業員(employee)なら“退職の意思を2週間前に職場に届ければ退職可能”となっています。

念のため、退職の意思を直属の上司に伝える前に、いつまでに退職届けを提出すればよいのかを就労規則で確認しておきました。

私が勤めている自治体では、“退職する日(月末に限る)の前の月までに、退職届を人事担当課に提出する”ということになっていました。

おおむね他の自治体や民間業者でもそうなっていることが多いようです。

あまりに労働基準法を逸脱した就労規則を作っても効力が認められなくなってしまうことがあるため、引き継ぎなどの折り合いを考えて“1ヶ月前”が妥当な期間だからでしょう。

この辺の感覚を分からずに、「2週間前に退職の意思を伝えれば~」とイキっている退職煽り系ブロガーもいるので気を付けましょう。

来年の3月を待たずに退職することにした。

年度末まで今の職場にいて3月に円満に退職する…ということが出来れば、それに越したことはありません。

次の職場も決めていないのに年度途中で辞めるなんて、あまりに身勝手に思われるのではないかと、周りの視線も気にしていました。

何より、どんなに今の職場や仕事が嫌だと思っても、途中で辞めることは無念でした。

しかし、自分が年度末まで精神的に耐えられるかどうかということや、我慢して務めてもそれに見合うだけの経験が得られるかということをよく考え、退職を決意してから2ヶ月間以上の猶予を持って辞めることに決めました。

年度末退職か途中退職か?

「辞めたい」と思ったときに、まず自分が年度末までその職場で頑張り続けられるかどうかを、よく考えましょう。

もし年度末まで頑張れそうなら、それに越したことはありません。

自分が言うのもなんですが、途中退職による周囲への影響やそれを気にしすぎることによる自分へのダメージを考えると、最後まで今の職場に居られるなら居た方が良いです。

途中で退職を切り出すのは精神的にかなり疲れますからね。

その上で無理だと思ったら、無理せず年度途中で退職を申し出ましょう。職業選択の自由は、認められている権利です。

 

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